ストレスと上手につきあっていくために

文書作成日:2017/04/05

最近なんとなく元気がでない、何もしたくない…。それは日々の小さなストレスが原因かもしれません。これぐらい大丈夫と思っていても、心や身体は負担を感じていることも。今回はストレスと上手につきあっていく方法について探ってみましょう。

心も身体も丈夫だからストレスなんて感じない…。そう思う人ほど無理をして、知らず知らずのうちにストレスをためこみがちです。多かれ少なかれ、誰にでもストレスはあるもの。まずは、自分がストレスを感じていることを否定せず、受け入れてあげることから始めてみませんか。また、適度なストレスは心身に刺激を与え、やる気を引き出したり、記憶力を向上させたりと、若々しさを保つのにも役立つとされています。

ストレスに強い心と身体をつくるのに大切なのが「生活習慣」。そのポイントを3つ、ご紹介します。

■Point1:早寝早起き
忙しい現代人には難しいかもしれませんが、できるだけ早寝早起きの習慣を取り入れ、朝にはカーテンをあけて太陽の光を浴びるようにしましょう。これにより、セロトニンという神経伝達物質がしっかり分泌され、心が安定しやすくなるとされています。早寝早起きが難しい方は、同じ時間に寝て起きるようにし、生活のリズムを整えるようにしましょう。また、朝起きて、すぐ歯磨き、コーヒーを飲む、着替えるなど、毎日同じことを同じ順番でルーティンとしてやることで、やる気を引き起こすといわれています。

■Point2:適度な運動
毎日のようにスポーツジムに通うのは難しくても、駅まで歩いたり、エレベーターの代わりに階段を使ったりと、身体を動かすようにしてみましょう。適度な運動習慣は身体だけでなく、気持ちの面でも安心感を与えると考えられています。特に、ウォーキングや階段の上り下りなど、規則的なリズム運動は心を前向きに元気にさせる効果も!しっかり身体を動かすことで、夜の寝つきもよくなります。

■Point3:栄養が摂れる食事
ダイエットをしていたり、外食が多かったりと、偏った食事になっていませんか?人は、ビタミンやミネラル、カルシウムなど、栄養がきちんと摂れていれば、極度な空腹を感じにくいといわれています。野菜類(ビタミン)、魚・肉類(たんぱく質)、お米・小麦類(糖質)、これらをバランスよく摂ることで栄養不足に陥ることなく、心身のバランスが整いやすくなります。なお、第二の脳と呼ばれる腸が乱れていると、不安感やストレスを感じやすいとの報告も。正しい食生活で健やかな腸内環境をつくることは、ストレスケアにつながります。

どれも小さなことですが、日々の積み重ねが、ストレスを上手に受けとめて乗り越えていける心や身体をつくってくれるもの。そのためにも、毎日をちょっと丁寧に、健康的に過ごしてみませんか。

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