保険金・給付金の受取について

文書作成日:2016/09/05

生命保険金の請求から受け取りまでどのくらいかかりますか。

生命保険は相続発生後、すぐ現金を受け取ることができると聞きました。実際に、保険金の請求をしてからどのくらいで受け取ることができますか?

生命保険会社は、保険金・給付金などを支払うための確認・照会・調査が必要な場合を除き、請求書類の不備等がなければ、請求書類が当該生命保険会社に到着した日の翌日から起算して5営業日以内(※)に支払うケースが多いです。
この場合における「請求書類が当該生命保険会社に到着した日」とは、完備された請求書類が当該生命保険会社に到達した日をいいます。

(※)生命保険会社や契約の保険種類によって、「翌日から5日以内」と定めている場合もあります。

例.火曜日に保険会社に書類が到達した場合

このように保険金受取人は手続き上の問題がなければ、保険会社に到着した日の翌日から起算して5営業日以内に、死亡保険金を受け取ることができます。そのため、すぐに現金を使うことができるようになります。

人が亡くなると、病院への入院費用の精算や葬式代の支払、遺品整理など当面の生活費以外のお金が必要となりますが、金融機関は口座名義人が亡くなったことを知った時から、口座名義人の預金口座などを凍結しますので、必要なお金を引き出すことができなくなります。そのため一時的にはなりますが、ご遺族は自身のお金から工面する必要が生じ、金銭的な負担を強いられることになります。受け取る生命保険金があれば、このような負担を軽減できます。

なお、病院で亡くなった場合や亡くなる前に入院していた場合には、死亡保険金の請求だけでなく、入院・手術給付金などの請求もれがないか、保険証券や保険会社から送付される加入内容のお知らせ等をご確認いただくことをお勧めします。

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